さみだれ読了

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)

最終巻が出ました。
まず10巻だけ当たり障りなく。話は物語最後とその後のエピローグ。物語の最後どういう話になるのかなーって思ってたけど夕日がかっこよくて。見開きでばっと勢いよくかっこよく見せるシーンのオンパレード、で尚且つ仲間の絆みたいなのもあって最終回っぽく久しぶりに漫画読んでちょっと泣いてました。終了後のエピソードのほうは、作者コメントにもあるけどかなり多めにとってあって最終回のその後が好きとしてはたまらない感じ。最終回アフターののんびりした雰囲気の話がまるまる1話分かな。最終巻は通してかなりドロ臭くてベタな熱血展開なんだけど正面切ってやるだけあって面白さは十分だと思います。最初の計画通りなのかは本人じゃないので分かんないですけど綺麗にこうやって終わってくれるのは見てても気持ちいいなー。
あとは全体通して、帯にもあるしテーマになるのかは知らないけど子供から大人への成長がよくわかる感じ。最初はひねくれてた夕日も最後には半月さんとか朝比奈父みたいなかっこいい大人になってたりずいぶん成長したなぁと。「意志は変わらないあの時からぼくがついてる」って台詞だけでも最初からは考えられないくらいかっこよく変わったなーと。好きな漫画家さんなのですごい過大評価かもしれないですが、こういう風に割と話作りとか王道に悪く言うとベタにストーリーを作ってきてそれで面白く出来る漫画家だなーって思ってるのでこれからの漫画も楽しみにして待ってます!