銀英伝読了

読み始めて5ヶ月くらいで読み終わり。遅すぎおわた。
途中で違うもの読んでたんでってことで・・・。


適当にネタバレ感想。
今更ネタバレ気にする作品じゃないけど、読む気があってネタバレ嫌な人は見ない方がいいです。


よく言われてることなんだけどただ舞台としてのSFってだけで、ジャンルは歴史とか政治の小説ですよね。
元々ラノベ畑の人間なので読書量は全然だけど、久しぶりに読んでてすごい面白いなーって感じました。


登場人物の数が多い。でも各々の個性がはっきりと出てるのは純粋にすごいなー。
しかも魅力的とくるので読んでるとすごい引き込まれる。戦争物だから半分くらい死ぬんだけど。魅力的なキャラでも関係なくどんどん死んでくのは必然ですよね。
個人的にはラインハルトよりヤン派、帝国じゃなくて同盟派。前半だと特になんだけど、ラインハルトはちょっと超人すぎて、ヤンのほうが葛藤とかが多くて感情移入しやすいっていう話です。
それでも全体的には帝国側のほうが好きな人物が多かったなー。
ちなみに好きなのはヤン、ロイエンタール、ミッターマイヤー、キルヒアイス、メルカッツ、あとはシュナイダー。
ビッテンフェルトもいいなー。でも少し違うかな、あれは若干萌えキャラみたいなもんか。
あとみんなの好きなラングさん*1もいる。ストーリー的にはただの悪者です。


全体的にヤンが死ぬところで大きな区切りという感じで、ヤンの死後は残りの物語消化してるっていう空気を感じで、どんどん人が死んでいって終盤というのを感じる流れでした。
これに関してはリアルタイムで追ってたらまた違うとは思いますが。
リアルタイムで追って読みたかったーって思うけど年齢的に無理なのでした。


とりあえず大雑把にしかかけないんだけど、読んでない人は読むといいと思うよ!
時間はかかるけど、ほんとに面白いし後悔はしないはず。

*1:ひさびさにワロタAAの人