乙嫁語り

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

発売待ってた乙嫁語りがやっと単行本でたので。fellows買ってるから全部読んでるんだけど単行本は単行本で買っちゃう。雑誌にはあとがきないからねー。森薫の単行本はあとがきの為に買ってもいいレベルだと思ってます。
舞台は19世紀の中央アジアの地方都市。そこに嫁いできた20歳の嫁アミルとその12歳の婿カルルクの物語です。アミルはうん、森さんの趣味100%みたいな感じですよね。カルルクはいつもどおり男の子かわいいですといったところ。物語中にでてくる服とか壁掛けとか、あと壁とか柱とか。エマとかシャーリーもだけど描かれてるものの丁寧さとか出てる雰囲気とかで「その時代とかその地方が好きなんだなぁ」ってのが伝わってきてこっちも楽しくなります。柱彫ってるシーンをあえて見開きで描くあたりにこだわりを感じる。
単行本に載ってるのは5話まで。ストーリー的にはアミルが周りに馴染んで来たところでアミルの実家からの使者が!っていうとこで1巻は終わり。風邪の話とかあるけどね、サイドストーリーかなって思ったので。今雑誌のほうがvolume7で8話。雑誌のほうは7冊で1周年で、最初の1話の量が多いこと考えると1年弱で次の巻かなー。待ち遠しいです。

蛇足。単行本の中に入ってた読者アンケのハガキがオリジナルでした。単行本買う楽しみにはカバー裏とかあとがきとかの単行本だけの要素ってのはあるのでこういうの見ると嬉しい。